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害獣
「害獣〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
害獣の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「法窓夜話」より 著者:穂積陳重
ーマの十二表法には、四足獣が傷害をなしたときは、その所有者は賠償をなすかまたは行
害獣を被害者に引渡して、その存分に任《まか》すべしという規定があり(Noxa d....
「植物知識」より 著者:牧野富太郎
)などを防禦《ぼうぎょ》するために生じたものであろうが、こんな開けた世にはそんな
害獣《がいじゅう》もいないので、したがってそのトゲもまったく無用の長物《ちょうぶ....
「三国志」より 著者:吉川英治
「武人の護りとは、こういう正々堂々の剣をいうのだ。この護りは、以て、卑劣なる汝ら
害獣を天誅するために研がれている。さ、斬れ味をみろ」 と、幕外へひき出して、有....
「年中行事覚書」より 著者:柳田国男
。そうするとこの日向あたりのヤイジメはすなわちカガシであり、シメは広くいろいろの
害獣駆除法を、総括した名であったことが察せられる。 三河や信州のソメも元はまた....