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宴飲
「宴飲〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
宴飲の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
惑な俗説じゃ。蔡※《さいよう》の『独断』に、臘は歳終の大祭、吏民を縦《はな》って
宴飲せしむ。正月歳首また臘の儀のごとしとある。件《くだん》の『風俗通』に出た諸説....
「古寺巡礼」より 著者:和辻哲郎
a すなわち母の義で、シヴァ神の配ドゥルガを意味し、按摩舞はシヴァとドゥルガとが
宴飲して酔歓をつくすさまを現わすのだそうであるが、『舞曲口伝』には「古楽。面あり....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
よいよ以て、言いなり気なりに、そのわがままをつのらせた。 よく世上でいう日夜の
宴飲、闘犬狂い、田楽陶酔といったような遊戯三昧の行状も、この人としては、べつだん....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
絶えないであろうということ。 それらの持論を前提に。 まず朝廷みずから「遊幸
宴飲」の風習を廃め、一切の奢侈を禁じ、とくに公卿、官女、僧侶らの、 「機務ヲ蠧害....
「木綿以前の事」より 著者:柳田国男
なく、同時に彼らはまた新作者でもあった。『奄美大島民謡大観』を読んでみると、島の
宴飲には最も即興の歌が珍重せられ、殊に男女の間には歌競いの戯があって、返歌の慧敏....