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宸翰
「宸翰〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
宸翰の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「山椒大夫」より 著者:森鴎外
家の下人の詮議《せんぎ》か。当山は勅願の寺院で、三門には勅額をかけ、七重の塔には
宸翰金字《しんかんこんじ》の経文が蔵《おさ》めてある。ここで狼藉《ろうぜき》を働....
「レ・ミゼラブル」より 著者:豊島与志雄
しめざるの規約において」であった。サン・ジェルマンの修道院長の後に、国王は特許の
宸翰《しんかん》を下した。そして修道院長の許可状と国王の
宸翰との全体は会計院と議....
「にらみ鯛 」より 著者:佐藤垢石
召された。そして、間もなく、 『再びこれを得たらんには、割愛を望む』 との、ご
宸翰を賜わったほどであった。 また、水戸家であったか、毛利侯であったか、ある時....
「エリザベスとエセックス」より 著者:片岡鉄兵
飛脚をたて、伝馬船隊をして海峡中を捜査せしめた。ドレイクへあてての怒りにあふれた
宸翰のなかで彼女は、哀れなサア・ロオジャーを次のように弾劾している。 「ロオジャ....