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寂照
「寂照〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
寂照の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「渋江抽斎」より 著者:森鴎外
寂而院宗貞日岸居士」とし、その妻が「繋縁院妙念日潮大姉」とし、五世の祖|辰盛が「
寂照院道陸玄沢日行居士」とし、その妻が「寂光院妙照日修大姉」とし、抽斎の妻|比良....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
にこんな悪名をかぶらせたのだという説もあります。また、文化のころ世を去った古市|
寂照寺《じゃくしょうじ》の住職で乞食月僊《こじきげっせん》という奇僧があって、金....
「連環記」より 著者:幸田露伴
ていない。ただ出家して後わずかに三年目には、自分に身を投げかけて来た者を済度して
寂照という名を与えた。此の
寂照は後に源信の為に宋に使したもので、寂心と源信とはも....
「手長と足長」より 著者:喜田貞吉
宴の給仕人の或る者を「手長」と云った事で今も寺院にはこの称がある。宇治拾遺物語「
寂照上人鉢を飛ばす事」の条に、 王のたまはく、今日の斎筵は手長の役あるべからず、....