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寄居虫
「寄居虫〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「悪獣篇」より 著者:泉鏡花
そら、あの、そら巌のもっとさきへ、海の真中まで漕いで行けるか、どうじゃろうな。」
寄居虫で釣る小鰒ほどには、こんな伯父さんに馴染のない、人馴れぬ里の児は、目を光ら....
「小さな出来事」より 著者:寺田寅彦
名として「木螺」というのがあった。なるほど這って行く様子はいかにも田螺かあるいは
寄居虫に似ている。それからまた「避債虫」という字もある。これもなかなか面白いと思....