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「寄波〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

寄波の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
メールストロムの旋渦」より 著者:佐々木直次郎
じは、永遠に咆哮し号叫しながら、それにぶつかって白いもの凄い波頭を高くあげている寄波のために、いっそう強くされているばかりであった。私たちがその頂上に坐っている....
宝島」より 著者:佐々木直次郎
荒涼たる岩石の尖峯や、嶮しい磯に白波を立てて轟きわたっているのが見えも聞えもする寄波など、そういう島の光景のためであったろうが、――とにかく、太陽は赫々と焼くが....