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密陀僧
「密陀僧〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
密陀僧の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「黒死館殺人事件」より 著者:小栗虫太郎
かし、調査はそのまま続けられたが、結局収穫は次の二つにすぎなかった。その一つは、
密陀僧の大壜に開栓した形跡があるのと、もう一つは、再度死者の秘密が現われた事だっ....
「夢殿殺人事件」より 著者:小栗虫太郎
如何にも密教臭い、病理的なヒステリカルな暗い美しさだった。しかも、輪羽の中芯を、
密陀僧の朱が核のような形で彩取っていて、その楕円形をした鮮かな点列だけが、暗い、....