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富嶽三十六景
「富嶽三十六景〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
富嶽三十六景の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「紀行文家の群れ」より 著者:小島烏水
にして考えているようなポーズをしたものであった。背景は私の好みで、北斎の浮世絵、
富嶽三十六景中の傑作「電光の富士」を用いた。その絵の写真は『文章世界』に載せられ....
「不尽の高根」より 著者:小島烏水
のころは既に広重の出世作、『東海道五十三次』(保永堂板)は完成され、葛飾北斎の『
富嶽三十六景』が、絵草紙屋の店頭に人目を驚かしていたのであるが、その地図にある定....
「江戸芸術論」より 著者:永井荷風
技術を加へて北斎一流の山水をつくり出《いだ》せり。その一枚摺|錦絵《にしきえ》は
富嶽三十六景《ふがくさんじゅうろっけい》、諸国滝巡《しょこくたきめぐ》り、諸国名....
「日和下駄」より 著者:永井荷風
よく武蔵野の風景をいい尽したものである。文政年間|葛飾北斎《かつしかほくさい》『
富嶽三十六景』の錦絵《にしきえ》を描《えが》くや、その中《うち》江戸市中より富士....