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富津
「富津〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
富津の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「瀞」より 著者:佐藤垢石
豆の網代へも、浦賀の隣の鴨居にも下総の竹岡へも鯛釣りに同行した。そして、観音崎と
富津の岬の間に漂う東京湾内の静かな海の底から、鮮麗、眼を欺くばかりに紅い真鯛を釣....
「父の怪談」より 著者:岡本綺堂
は怪談というべきものでは無いかも知れない。 文久元年のことである。わたしの父は
富津の台場の固めを申し付けられて出張した。末の弟、すなわち私の叔父も十九歳で一緒....
「フレップ・トリップ」より 著者:北原白秋
所ぐらいはありますですが、ええ、此処らでは多蘭泊ぐらいですな。野田の一つ隣りに登
富津というのがありますですが。」これは樺太庁の水産課。 「へへん、何やろかいな。....