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「寒声〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

寒声の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
渋江抽斎」より 著者:森鴎外
たことがある。 陸は小さい時から長歌が好で、寒夜に裏庭の築山の上に登って、独り寒声の修行をした。 抽斎の四女陸はこの家庭に生長して、当時なおその境遇に甘んじ....
鳴雪自叙伝」より 著者:内藤鳴雪
炭焼の顔洗ひ居る流れかな 風呂吹の一切づゝも一句かな 顔見世や病に痩せて菊之丞寒声は女なりけり戻り橋 有明や鴛鴦の浮寝のあからさま 鮟鱇の口から下がる臓腑かな....