寒山竹[語句情報] »
寒山竹
「寒山竹〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「操守」より 著者:豊島与志雄
の六畳というのは、昼間は薄暗くて、窖《あなぐら》のような感じだったが、小さな池に
寒山竹と南天をあしらった、狭い二坪か三坪の中庭に臨んで、一寸した濡縁がついていた....
「白藤」より 著者:豊島与志雄
神経のこもった笑みを浮べました。 そこは、庭の片隅、心持ち斜面をなしてる上手、
寒山竹の茂みを横手にひかえてるところで、枯れた自然木の高い支柱の下半分ほどに、藤....