寒星[語句情報] » 寒星

「寒星〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

寒星の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
ある宇宙塵の秘密」より 著者:海野十三
、かの宇宙塵と化し終った渋谷博士の行方とともに、解きえない謎である。…… 私は寒星きらめく晴夜の天空をあおいで、深いといきをついたことだった。 私にはいまひ....
丹下左膳」より 著者:林不忘
《そうまだいぜんのすけ》殿の湯池鉄壁《とうちてっぺき》、中村城のそと構えである。寒星、風にまたたいて、深更霜凜烈《しんこうしもりんれつ》。 町家、城中ともに眠....
運命のSOS」より 著者:牧逸馬
宮殿《フロウテング・パラス》」は、船首から船尾まで雛段のように灯りを連ねて、この寒星の下、亜米利加を指して大西洋の白波を蹴りつつある。 食堂は例によってリッツ....