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「寒灯〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

寒灯の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
残されたる江戸」より 著者:柴田流星
ンツンテンの響き、或は低く、或は高く、夜の空気を揺るがせて余音の嫋々を伝うるとき寒灯の孤座に人知れず泣く男の女房に去られてと聞いてもその迂ッ気を嗤うよりは、貰い....
曙覧の歌」より 著者:正岡子規
古寺雨《こじのあめ》 風まじり雨ふる寺の犬ふせぎしぶきのぬれにうつるみあかし寒灯 ともすれば沈《しずむ》灯火《ともしび》かきかきて苧《お》をうむ窓に霰《あ....