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寒霞渓
「寒霞渓〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
寒霞渓の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「海賊と遍路」より 著者:黒島伝治
ある。その岩が雨に洗い出されて山のいただきには奇巌がいたるところに露出している。
寒霞渓の巌と紅葉については、土地の者の私たちよりもよその人たちの方がくわしいだろ....
「小豆島」より 著者:黒島伝治
用事があって、急に小豆島へ帰った。 小豆島と云えば、
寒霞渓のあるところだ。秋になると都会の各地から遊覧客がやって来る。僕が帰った時も....
「南半球五万哩」より 著者:井上円了
、さらに行くことマイルばかりにして橋頭に達す。その岸上に懸かる奇巌の風光は、わが
寒霞渓に幾倍する壮観を有す。この山間にして所々に旅館の設備あるは、欧州各国より避....
「こども風土記」より 著者:柳田国男
懸っている樹を見かけるが、それを鉤懸もしくはカンカケといっている。讃岐の小豆島の
寒霞渓もそれらしいから元はこの方面にも同じ風習があったかと思われる。今日では小石....