寓言[語句情報] »
寓言
「寓言〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
寓言の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「茶の本」より 著者:岡倉覚三
例に満ち満ちている。その物語には必ずその持ち前の楽しみもあり教訓もあろう。逸話、
寓言、警句も豊かにあろう。生きていたことがないから死んだこともないあの愉快な皇帝....
「運命」より 著者:幸田露伴
く本づくところあり、或は全く拠るところ無し。小説といい、稗史といい、戯曲といい、
寓言というもの即ち是なり。作者の心おもえらく、奇を極め妙を極むと。豈図らんや造物....
「中国怪奇小説集」より 著者:岡本綺堂
しょう。考えても怖ろしいことでございます」 荘子のいわゆる鯤鵬の説も、必ずしも
寓言ではないと、使いはさとった。 ※鬼の訴訟 秦棣が宣州の知事となってい....
「野草雑記・野鳥雑記」より 著者:柳田国男
あったかも知れぬ。 だから雛を育てることのむつかしい雁などの囮は、かつて荘周の
寓言にもあったように、その鳴声の遺伝がたちまちに食われると愛せられるとの境を区別....