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寝た切り
「寝た切り〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
寝た切りの前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「放浪」より 著者:織田作之助
ると、あわてて医者を呼びに行った。脱腸の悪化で、手術ということになった。十日余り
寝た切りで静養して、やっと起き上れるようになった時、はじめて主人が、身寄りの者は....
「ニッケルの文鎮」より 著者:甲賀三郎
といって、いっぺん嫁いた人であたしよりは十位年上でしょう。おとなしい人で、それに
寝た切りの奥様に付いているのですもの。沁々話す暇もなかったわ。ええ、お子さんはな....
「墓が呼んでいる」より 著者:橘外男
老爺の呼んでいる、その人というのはまだ二十五歳の青年で、胸の病気でもう二年越し、
寝た切りの身の上だというのであった。 「一言わたくし共へ話してさえくれますれば、....
「放浪」より 著者:織田作之助
ると、周章てゝ医者を呼びに行った。脱腸の悪化で、手術ということになった。十日余り
寝た切りで静養して、やっと起き上れるようになった時、はじめて主人が、身寄りの者は....