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寝臭い
「寝臭い〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
寝臭いの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「うつり香」より 著者:近松秋江
外は露気を含んで冷や冷やと好い肌触りだけれど部屋の中は締め込んでいるのでむうっと
寝臭い蚊帳の臭いに混ってお前臭いにおいが、夜道に歩き疲れた私の肉体を浸すようにそ....
「宮本武蔵」より 著者:吉川英治
た。 しかし旅宿はすぐ斜向いなので何の苦もない。開いている戸の間からはいって、
寝臭い暗闇を撫でながら二階へ上がった。――そして伊織の寝顔をすぐ見ることであろう....