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寝釈迦
「寝釈迦〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
寝釈迦の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「現代忍術伝」より 著者:坂口安吾
、いじめられましたよ。ねえ、ツルちゃん、戦争中は、皇大神宮に指圧療法、終戦後は、
寝釈迦、お助けじいさん、一家ケン族みんな信仰しなきゃア、カンベンしてくんないんで....
「名人地獄」より 著者:国枝史郎
いよいよその花の咲いたときには、例年よりは見事であった。「小うるさい花が咲くとて
寝釈迦かな」こういう人間は別として、「今の世や猫も杓子も花見笠」で、江戸の人達は....
「式部小路」より 著者:泉鏡花
達といったって、まとものものは、附合いませんや。自分じゃ仏だ、仏だといいますが、
寝釈迦だか、化地蔵だか、異体の知れない、若い癖に、鬼見たような痘痕面で、渾名を鍍....