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寝食い
「寝食い〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
寝食いの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
と京都の間を一往復して、すくなくも千両ぐらいの金を強請し、それによって二、三年は
寝食いができると言われるような世の中になって来た。どうして問屋場のものを脅迫する....
「やんぬる哉」より 著者:太宰治
取り上げながら、あいつらも今はお金のあるにまかせて、いい気になって札びらを切って
寝食いをしているけれども、もうすぐお金も無くなるだろうし、そうなった時には一体ど....
「鴻ノ巣女房」より 著者:矢田津世子
抜いてかかる。名刺には子爵男爵と肩書のついたのもあった。それほど儲けにもならず、
寝食いの日が多かった。 工場の友だちが遊びにくるたびに、ぎんは肩身の狭い思いを....