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寝首を掻く
「寝首を掻く〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
寝首を掻くの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「剣侠」より 著者:国枝史郎
何だ、これ何とは! ……枕探しだから枕探し、こう云ったに何が悪い。いずれは亭主の
寝首を掻く奴! ……そんな女でも奥様か!」 「ワ――ッ、不可ねえ、何を仰有るんで....
「女侠伝」より 著者:岡本綺堂
か勿論わからないが、その剣をみて、役人はぞっとした。ぐずぐずしていれば、おまえの
寝首を掻くぞという一種の威嚇に相違ない。ここまで話せば、その後のことは君にも大抵....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
千早城はおそかれ早かれ落城だ。……だからそれを手土産に正成をよろこばせ、隙をみて
寝首を掻くんだ」 「そ、そんなことで、寝首をかかれる大将でもねえでしょう。それに....