寧馨児[語句情報] » 寧馨児

「寧馨児〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

寧馨児の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
艸木虫魚」より 著者:薄田泣菫
味覚も人一倍すぐれていて、とかく料理加減に口やかましい人があるものだ。蕪村門下の寧馨児として聞えた松村月渓もその一人で、平素よく、物の風味のわからない人達に、芸....
岷山の隠士」より 著者:国枝史郎
いからであった。 五歳にして六甲を誦し、八歳にして詩書に通じ、百家を観たという寧馨児であった。田舎役人の県知事などが、李白に敵うべき道理がなかった。 ある日....