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「寺務所〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

寺務所の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
旅愁」より 著者:横光利一
日光が二人の影を鮮やかに段ごとに倒し、石の肌まで暖かそうな景色だった。 矢代は寺務所で父の戒名を書きつけ骨箱を渡してから、本殿の方へ廻された。本殿と一番奥の霊....
南国太平記」より 著者:直木三十五
、僧が、頷いた。そして 「又、明日」 と、亭主に、挨拶して立上った。 「先生、寺務所へ掛合って、今一応、交渉を致してみましょう」 「要らぬ」 牧は、首を振っ....