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寺山
「寺山〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
寺山の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「猿飛佐助」より 著者:織田作之助
きつけて、そう呟いた途端、一本の手裏剣が佐助の眉間めがけて、飛んで来た。 南禪
寺山門に立ちのぼる陰々たる妖気を見て、いきなり飛び降りた佐助が、折柄楼上より聴え....
「田原坂合戦」より 著者:菊池寛
た。薩軍は高地に拠って居るので味方は甚だ苦戦したが、ついに正面の断崖を攀じ、安楽
寺山を越え更に木葉に至った。その上に前軍は既に田原坂を占領したとの報がある。勇躍....
「長篠合戦」より 著者:菊池寛
軍勢、設楽の高原に着くや、信長(此時四十二歳)自らは柴田勝家を従えて、設楽村極楽
寺山に本陣を据えた。嫡男信忠(年十九)は河尻秀隆を従えて、矢部村勅養寺附近の天神....
「八ヶ嶽の魔神」より 著者:国枝史郎
ゃ夏女か」「そんな化物聞いたこともない」「河童の化けたんじゃあるまいかな」「永明
寺山の狸かも知れぬ」「唐沢山の狐であろう」「いや狢だ」「いや河獺よ」「いやいや※....
「光り合ういのち」より 著者:倉田百三
来た。潮の向きに迷って、大分久しく漕いでから私はオールを流した。晴れた空には千光
寺山が黒く影立ち、三重の塔もそれと知れた。 私は遇い難い鶴子の事を思っていた。....
「万葉秀歌」より 著者:斎藤茂吉
い三津浜だろうという説が有力であったが、今はもっと道後温泉に近い山寄りの地(御幸
寺山附近)だろうということになっている。即ち現在はもはや海では無い。 一首の意....
「敵討札所の霊験」より 著者:三遊亭円朝
にまア小間物は売れますが、荒物屋じゃア仕様がございません、それに今度金沢から大聖
寺山中の温泉の方へ商いに行きたいと思いますのさ、就ては小間物を仕込みたく存じます....
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
であったということも、父の耳をそばだてさせた。 その中には、開城の前夜に芝増上
寺山内の大総督府参謀西郷氏の宿陣で種々な軍議のあったことも出て来た。城を請け取る....
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
の場処は、と勝重が宗太に尋ねると、家政改革後は倹約第一の場合ででもあるから、万福
寺山腹に古くからある墓地の片すみをえらむことにして、そのことはすでに寺へも通じて....
「梅津只円翁伝」より 著者:杉山萠円
め姉妹ながら孝行の由聞之候。東瀛禅師に参禅し南坊流の茶道を究め南坊録を全写し大乗
寺山内の居に茶室を営まれ候。(中略)同庵の茶室の炉縁は奥州征討の際若松城下よりの....
「東京八景」より 著者:太宰治
、その女学校にはいっている筈である。乗っているのかも知れない。この東京名所の増上
寺山門の前に、ばかな叔父が、のっそり立っているさまを、叔父とも知らず無心に眺めて....
「澪標」より 著者:外村繁
山脈と呼ばれている。その一峰に、往昔、近江守護、六角、佐佐木氏の居城のあった観音
寺山がある。その山頂にある観音寺は西国第三十三番の札所である。西方の一峰は明神山....
「地方文化運動報告」より 著者:中井正一
カ月毎日曜日つづけた「希望音楽会」の結末をつけるべく、「花の祭」を計画した。千光
寺山一杯に咲く桜の中にマイクをつけて、世界の春の曲を全山に響かせようというのであ....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
て歩みました。東に向きを変えるとお城が背になって、牢屋が左になって、行手には長禅
寺山が聳《そび》えているのであります。 「ゲープ、寒いなア」 「滅法界《めっぽう....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
って、ドコへついたという形跡もないようにして、その翌日になるとお銀様は、もう長安
寺山の牛塚の上、小町の庵《いおり》へ、十年住み慣れたもののように納まっておりまし....