寺田屋[語句情報] » 寺田屋

「寺田屋〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

寺田屋の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
佐渡」より 著者:太宰治
だね。」 「ええ、」女中さんは、くつろいで、「このごろ出来た家ですよ。古くからの寺田屋などは、格式もあって、いいそうです。」 「そうです。格式のある家でなければ....
夜明け前」より 著者:島崎藤村
。京都の方にある景蔵からは、容易ならぬ彼地の形勢を半蔵のところへ報じて来た。伏見寺田屋の変をも知らせて来た。王政復古と幕府討伐の策を立てた八人の壮士があの伏見の....
」より 著者:織田作之助
つもはげているのが可愛い、汗かきのピチピチ弾んだ娘だった。 ところが、嫁ぎ先の寺田屋へ着いてみると姑のお定はなにか思ってかきゅうに頭痛を触れて、祝言の席へも顔....
新撰組」より 著者:服部之総
士」と呼ばれたが、その社会的素性は何とあろうか。 文久二年の春の伏見《ふしみ》寺田屋《てらだや》騒動、夏の幕政改革、秋の再勅使東下――その結果将軍家は攘夷期限....
尊攘戦略史」より 著者:服部之総
攘夷を明確にする年であった。 四 文久二年八月以後の討幕派としての長藩登場――寺田屋《てらだや》犠牲者の恩典処分、将軍上洛等の勅書を奉じた長州侯の東下――をも....