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「寺石正路〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

寺石正路の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
怪異考」より 著者:寺田寅彦
た名前である。この現象については、最近に、土佐郷土史の権威として知られた杜山居士寺石正路氏が雑誌「土佐史壇」第十七号に「郷土史断片」その三〇として記載されたもの....
十二支考」より 著者:南方熊楠
国地誌』三九)。而《しか》してこの通りの口碑を持つ古城跡が諸国に多くある。土佐の寺石正路君に教えられて『常山紀談』を見ると、柴田勝家居城の水の手を佐々木勢に断た....
十二支考」より 著者:南方熊楠
も害した物語を出して居る。 慶長頃本邦に家猪があった事は既述した通りだが、更に寺石正路君の『南国遺事』九一頁を見ると、慶長元年九月二十八日土佐国浦戸港にマニラ....
颱風雑俎」より 著者:寺田寅彦
物と誤認されることがないとも限らない。尤も『土佐古今の地震』という書物に、著者|寺石正路氏が明治三十二年の颱風の際に見た光り物の記載には「火事場の火粉の如きもの....
海神に祈る」より 著者:田中貢太郎
表面は、伯爵田中光顕先生の筆で、「一木権兵衛君|遺烈碑」とし、裏面には土佐の碩学寺石正路先生の選文がある。....
長吏名称考」より 著者:喜田貞吉
吏または長吏ん坊と呼ぶ例になってはいたが、関西地方では必ずしもそうではなかった。寺石正路君の報告によれば、土佐では長吏はエタ頭として、旧慣によって帯刀を許し、そ....