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寺銭
「寺銭〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
寺銭の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い：新字新仮名]
「名娼満月」より 著者:夢野久作
でそこ、ここを修繕して納まり返り、近郷近在の無頼漢を集めて御本堂で賭博を打たせ、
寺銭を集めて威張っている。自分も相当の好きらしく時々
寺銭を賭っているそうなが、不....
「天狗外伝 斬られの仙太」より 著者:三好十郎
を掴んで片膝立てた貸元もありました。その男がスーツと立って「今夜のところ、場銭、
寺銭、この盆は俺が貰った！」と言ってバッと躍り込んだのと一緒でした。それっきりさ....
「斬られの仙太」より 著者:三好十郎
ドスを掴んで片膝立てた貸元もありました。その男がスーッと立って「今夜の所、場銭、
寺銭、この盆は俺が貰った！」と言ってパッと躍り込んだのと一緒でした。それっきりさ....
「無宿人国記」より 著者:吉川英治
て行く。 鹿沼の、博奕打、玉田屋の酉兵衛は、この一夏で、日光の出開帳から上げた
寺銭の大部分を、今、連れてゆく、孫のようなお八重の身代金に、投げだしたといわれて....