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寺門静軒
「寺門静軒〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
寺門静軒の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「明治十年前後」より 著者:淡島寒月
いたもので、馬車だとか煉瓦だとかが現われ出した頃のことが書かれてある。これはかの
寺門静軒の『江戸繁昌記』にならって書かれたものである。 一体にこの頃のものは、....
「随筆 寄席風俗」より 著者:正岡容
わが寄席随筆 大正末年の寄席 百面相 かの
寺門静軒が『江戸繁昌記』の「寄席」の章をひもとくと、そこに「百まなこ」という言葉....
「正宗谷崎両氏の批評に答う」より 著者:永井荷風
明年代に京伝《きょうでん》、文化文政に三馬《さんば》、春水《しゅんすい》、天保に
寺門静軒《てらかどせいけん》、幕末には魯文《ろぶん》、維新後には服部撫松《はっと....
「向嶋」より 著者:永井荷風
如きは全く顧る所とならなかった。 江戸時代隅田堤看花の盛況を述るものは、大抵|
寺門静軒《てらかどせいけん》が『江戸繁昌記《えどはんじょうき》』を引用してこれが....
「申訳」より 著者:永井荷風
く支那の艶史より学び来ったものである。されば寛政以降漢文の普及せらるるに及んで、
寺門静軒は江戸繁昌記を著し、踵いで成島柳北は柳橋新誌を作った。京伝一派の蒟蒻本は....