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対当
「対当〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
対当の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「「いき」の構造」より 著者:九鬼周造
かようであるから、まして社会の特殊な現象に関する語は他国語に意味の上での厳密なる
対当者を見出すことはできない。ギリシャ語のπολισにしてもεταιραにしても....
「序に代えて人生観上の自然主義を論ず」より 著者:島村抱月
かいう感じは消え去って、一面灰色の天地が果てしもなく眼前に横たわる。讃仰、憧憬の
対当物がなくなって、幻の華の消えた心地である。私の本心の一側は、たしかにこの事実....