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対極
「対極〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
対極の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十月革命と婦人の解放」より 著者:野呂栄太郎
独裁の積極的な支持者となっている。 資本主義諸国とソビエト同盟とのこのまったく
対極的な発展、前者に対する後者の決定的優越性は、とりも直さずブルジョア独裁とプロ....
「現代唯物論講話」より 著者:戸坂潤
である。この関係は無論、生物学に就いても例外をなすものではない。
対象の研究の
対極として、必ず方法の反省が、現われる。この方法の反省を独立化して見ると、それが....
「世界の一環としての日本」より 著者:戸坂潤
クス主義と対蹠的な反対物、その意味で反動的だ、というわけには行かぬ。対蹠や反対や
対極というように、同一線に並ぶのではなくて、二つはお互いに縦と横との関係なのだ。....
「映画芸術と映画」より 著者:戸坂潤
ものの現在の現実が何であるにしても、少なくともそれは所謂芸術映画のようなものとは
対極にあるものだということは疑えないのであり、従って或る程度まで、映画芸術の範囲....
「最近日本の科学論」より 著者:戸坂潤
のであり、他の一部分は、率直に唯物論に立脚するものであって、之等のものに対立する
対極としての文化ファッショ的科学論議(国体明徴的歴史科学論や民族主義的社会科学論....
「汽船が太平洋を横断するまで」より 著者:服部之総
いた汽船航路の西端が、堂々東太平洋中岸に延びて、近代資本主義世界を円形にすべく、
対極|広東《カントン》に向って一大デモンストレーションを行っている新事態が、「ア....