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対訳
「対訳〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
対訳の前後の文節・文章を表示しています。該当する10件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「ろまん灯籠」より 著者:太宰治
。ときどきひとり部屋の中で、変装してみたりなどしている。語学の勉強と称して、和文
対訳のドイルのものを買って来て、和文のところばかり読んでいる。きょうだい中で、家....
「二人の友」より 著者:森鴎外
ドイツ文で書いたロシア語の文法書を贈った。この本と南江堂で買ったロシア、ドイツの
対訳辞書とがあったので、私は満州にいる間、少なからぬ便利を感じた。 私が満州で....
「サフラン」より 著者:森鴎外
明し、後編は文を説明してある。それを読んでいた時字書を貸して貰《もら》った。蘭和
対訳の二冊物で、大きい厚い和本である。それを引っ繰り返して見ているうちに、サフラ....
「愛と美について」より 著者:太宰治
。ときどきひとり部屋の中で、変装してみたりなどしている。語学の勉強と称して、和文
対訳のドイルのものを買って来て、和文のところばかり読んでいる。きょうだい中で、母....
「法窓夜話」より 著者:穂積陳重
案出したのが最初であるという事であるが、文久二年初版慶応三年正月再版訳了の「英和
対訳辞書」(堀達三郎著)には、既に自由という訳字を用いている。しかるに、福沢諭吉....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
のっています。
きょうはあれからすぐ東京堂へまわりました。ヘラルド社の本は和英
対訳で、部分訳であり、元出た本のように只訳したのではなくて、もっと本の筆者の側か....
「漫画と科学」より 著者:寺田寅彦
ば可笑しいよりは泣きたくなる。ジャン・ヴェヴェーの「銭投げ」を見れば感情と姿勢の
対訳を教えられる。そしてそれらは単に見る人の知識となるばかりでなく、一つ一つの生....
「新西遊記」より 著者:久生十蘭
ャンドラという西蔵語学者がラッサから大量に史料を持ちだし、印度のダージリンで西英
対訳辞典の編纂をしているそうだという知識ぐらいのもので、それで、とりあえずその人....
「野草雑記・野鳥雑記」より 著者:柳田国男
。これに反して雀は饒舌の評が高いだけに、それはそれは色々の語を持っている。正しい
対訳が下しにくい故に、列挙もまた容易でないが、先ず誰でも知っていると思うのは、遠....
「木綿以前の事」より 著者:柳田国男
あるとまでは心づかない。何処でもわが土地ばかりの方言と心得て、有りもせぬ標準語の
対訳を見つけるに苦しんでいる。その事自身がすでに驚くべき変遷であった。 シトギ....