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寿老
「寿老〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
寿老の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「神秘昆虫館」より 著者:国枝史郎
よると、蛭子《えびす》三郎次、布袋《ほてい》の市若、福禄の六兵衛、毘沙門の紋太、
寿老人の星右衛門、大黒の次郎、弁天の松代、これが彼らの名であって、弁天の松代が一....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
て、あたりまえの人間の声がする。その声は尉《じょう》と姥《うば》との声でもなく、
寿老神が呼びかけたのでもない、あまりにあたりまえ過ぎる人間の声でありましたから、....
「仙術修業」より 著者:田中貢太郎
くことがあった。 修業が積んで来るに従って体は枯木のように瘠せ、眼は垂れて福禄
寿老人のようになって来る。そうなると月の夜など谷にむかってわあと声をあげると、虎....