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「封境〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

封境の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
恩を返す話」より 著者:菊池寛
ずるところであった。国老たちの協議の末、藩中の精鋭四千を川尻《かわじり》に出して封境《ほうきょう》防備の任に当らしめることになった。 わが神山甚兵衛《かみやま....
忠直卿行状記」より 著者:菊池寛
をかき切って、惜しからぬ身を捨ててしまった。 忠直卿御乱行という噂が、ようやく封境《ほうきょう》の内外に伝わるようになった。 勝気の忠直卿は、これまでは、他....
運命」より 著者:幸田露伴
陋を洗い、諸王を分封して、四裔に藩屏たらしめたまえり。然れども之を古制に比すれば封境過大にして、諸王又|率ね驕逸不法なり。削らざれば則ち朝廷の紀綱立たず。之を削....