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封状
「封状〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
封状の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
も聴きにこいとか言ったのを忘れぬと見え、四年前に仁和寺《にんなじ》御室から叮嚀な
封状が届いたのでギョッとしたが、相手が出家ゆえ金の催促でもあるまいと妻子の手前|....
「樋口一葉」より 著者:長谷川時雨
き声あり勝沼よりの端書《はがき》一度とゞきて四日目にぞ七里《ななさと》の消印ある
封状二つ……かくて大藤村の人になりぬ。 と故郷の山野の景色がかなり細叙してある....