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封緘紙
「封緘紙〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
封緘紙の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「殺人鬼」より 著者:浜尾四郎
もので、字は自身で書いたにちがいないという事です。ただ封の所が破つてありますが、
封緘紙が袋についたままでいますから、どうも薬局でアンチピリンを入れたのに、途中で....
「二つの庭」より 著者:宮本百合子
は、赤い蝋で封印する代りに、赤い小さい楕円形の紙を細かいレースあみめにうちぬいた
封緘紙が貼りつけてある。封筒は行儀よく鋏で截られていて、なかに日本の雁皮紙《がん....
「偽刑事」より 著者:川田功
見せられて居る人の様な眼を以て彼女に近付いた。と、彼女の持って居る反物の包紙は、
封緘紙が外れて居る事に気が付いた。恐らく未だ糊が生々しい時に外したのであろう。而....