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専攻科
「専攻科〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
専攻科の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「鳥」より 著者:横光利一
たち》二人《ふたり》、Qと私《わたし》とは同年《どうねん》で同級《どうきゅう》で
専攻科目《せんこうかもく》さえ同《おな》じだった所《ところ》へ、同《おな》じ食客....
「舗道」より 著者:宮本百合子
社の二十人近い女事務員はみんな少くとも女学校出だった。柳、ミサ子、その他三四人は
専攻科や専門学校出だ。男の社員の場合は中学校出と専門学校出との間には区別があるの....
「道づれ」より 著者:宮本百合子
とは別のもので、遙に急進的でもあり、熱量をも持っていた。ここへは、従って、文学を
専攻科目としてはいないが、めいめいの人生的な、時代的な要求から、新しい芸術の価値....
「歳月」より 著者:宮本百合子
わたしたちの時代には、学校がそこにあった関係から、お茶の水と呼んでいた附属高女の
専攻科の方が見えて、雑誌に何かかくようにと云われた。いまその原稿をかきはじめてい....
「火の扉」より 著者:岸田国士
ないという気がした。 北原ミユキはN市の女学校を出ると、教員養成所としての同校
専攻科をおえ、そしてすぐに今の国民学校へ勤めることになつたが、もと/\学校の先生....
「国分一太郎君の仕事」より 著者:村山俊太郎
国分一太郎君が、私と親しくなったのは、昭和二年、同君が師範の三年で、私が師範の
専攻科時代に始まる。その頃二人は、同じ汽車のなかで短歌を語ったり、万葉を語ったり....
「平泉紀行」より 著者:村山俊太郎
中に山形県師範学校長和田兼三郎氏のいるとは知らぬ人の想像もつかぬことに違いない。
専攻科第一の人気者、通称世之助元気なもので、まず白い鳥打帽に太い金剛杖、近よって....