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専権
「専権〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
専権の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「近時政論考」より 著者:陸羯南
して叛逆不臣の説となす、世に狡獪|姦佞の輩あり、国家権威の鞏固を唱道するを誣いて
専権圧制の論となす、大識見を備うる者にあらざるよりは、それよく惑わすところとなら....
「法窓夜話」より 著者:穂積陳重
所有に属するものであるが、この法律では、母を「家の神」と称し、酒類の販売は婦人の
専権とするなどを始めとし、婦人の権利に関するものが多いこと、また商工農業、運河、....
「新婦人協会の請願運動」より 著者:与謝野晶子
好い刺激になったと思います。我国の婦人とても、天賦的に引込思案な者ではなく、男子
専権の社会に圧迫されて、自主的に行動する意気を麻痺し、もしくはわざと遠慮気兼をし....
「中世の文学伝統」より 著者:風巻景次郎
らしいが、それはそのまま恒久の制度となってしまったもので、このようなことは平家の
専権時代にも見られなかったことである。これは文治元年十一月のことで、『千載集』奏....