専科[語句情報] »
専科
「専科〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
専科の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「ふもれすく」より 著者:辻潤
りかなり我儘な人間に生きてきた。 十九から私塾の教師に雇われて、二十に小学校の
専科教師になって幾年か暮らしている間に、僕の青春は乾涸びかけてしまった。二十三や....
「米国巡回文庫起源及び発達」より 著者:佐野友三郎
地理、文学、技術、実業等、各種専門に渉る地方団体または研究倶楽部の類には、各その
専科に属する文庫を貸付し、もってその発達研究を幇助す。目下、ニューヨークにある研....
「フレップ・トリップ」より 著者:北原白秋
に頭の上で揉み上げた。 「いったい、この頃は芸術でも教育でも何でも彼でもあまりに
専科的分業的になり過ぎている。で、いよいよ偏狭になり不統一になりやしないかと思う....
「私の青年時代」より 著者:山之口貘
とは、ぼくの反感を唆るものがあったのである。このことを兄に話すと、小学校の図画の
専科教師である兄がじっとしてはいられない風に、「校長に会って事情をよく話す」と言....