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射掛ける
「射掛ける〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
射掛けるの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「右門捕物帖」より 著者:佐々木味津三
境内を見しらべると、ある、ある。距離はちょうど射ごろの十二、三間、上からねらって
射掛けるにはかっこうの高い鐘楼が見えるのです。 「よし、もう当たりはついた。騒ぐ....
「ファウスト」より 著者:ゲーテヨハン・ヴォルフガング・フォン
ファウスト
(耳を欹つ。)
また咀われた鐘の音がする。
不意に矢を
射掛けるように、ひどく己を傷けおる。
目の前には己の領地が果もなく横わっているの....