尉と姥[語句情報] » 尉と姥

「尉と姥〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

尉と姥の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
神州纐纈城」より 著者:国枝史郎
士姿、女も若々しい女房姿、しかし二人ながら首から上は白髪と皺とに埋められた、醜い尉と姥とであった。 能の仮面の重荷悪尉、そっくり老人の顔であった。蟇の形をした....
山の人生」より 著者:柳田国男
てい夜の引明けなどに眼につくような特徴ではなかったのである。山丈のジョウは高砂の尉と姥などのジョウで、今の俗語のダンナなどに当るだろう。すなわち山人の男子のやや....