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尊台
「尊台〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
尊台の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「丹下左膳」より 著者:林不忘
を……イヤ、このトンガリ長屋の作《さく》爺さんが、作阿弥のかりの名であることを、
尊台《そんだい》においてはいかにして見やぶられたかな?」 主水正はしばしためら....
「宮本武蔵」より 著者:吉川英治
」 「これは――」 すぐ手を出して、 「酒のみという奴、いやしいもので、実は、
尊台が、ここで一杯やっているのを見かけると、どうにも、こう……ぷウんと鼻を襲って....
「宮本武蔵」より 著者:吉川英治
た後、 「もし、間違いましたら、おゆるし下さいまし。道の辺で失礼にございますが、
尊台はもしや、豊前小倉よりお越しの、細川|忠利公の老臣長岡佐渡様ではござりますま....
「三国志」より 著者:吉川英治
。小生とても、なんで漢室の鴻恩を忘れましょうや。今いったのは戯れです。――だが、
尊台が大事を秘すのあまり、小生にもかくして、ただお独りで憂い窶れておられることは....
「三国志」より 著者:吉川英治
してそんな気がするのですが」 「ふむ。……そうかの」 「――と、なれば、きっと、
尊台にも、ご栄職につかれ、いよいよ官位もお進みになりましょう。その折には、ぜひわ....