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「尊君〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

尊君の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
西洋人情話 英国孝子ジョージスミス之伝」より 著者:三遊亭円朝
は帰って来たが、致方がないから下谷金杉の島田久左衞門という者の宅に居候の身の上、尊君にお目に懸りたいと思って居て、今日図らず尋ね当りましたが、どうも大した御身代....
夜明け前」より 著者:島崎藤村
体つかまつらざる場合に落ち行き、苦慮|一方ならず、この段|御宥恕なし下されたく、尊君様より皆々様へ厚く御詫び申し上げ候よう幾重にも願いたてまつり候。右貴答早速申....
霧陰伊香保湯煙」より 著者:三遊亭円朝
ういけません、年を老ったので何も手伝いが出来ん事に成りました」 三「恐入ります、尊君さまの御令貌の処は中々御壮健な事で……えゝおくのさん、誠に御無沙汰を致しまし....
松の操美人の生埋」より 著者:三遊亭円朝
り貴公様の御教訓に依り、改心致して真人間に相成ろうと悦び居りまする仕儀、これ皆|尊君様の御説諭に基きますことゝ、実に何ともはや恐れ入りましたことで、粥河が先刻よ....