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「尋尊〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

尋尊の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
エタと非人と普通人」より 著者:喜田貞吉
党の輩といえども守護国司の望みをなすべく、如何ともする能わざるものなりとの東大寺尋尊の述懐は、必ずしも大和ばかりの状態ではなかった、野宿・山宿・河原者の徒で、社....
賤民概説」より 著者:喜田貞吉
らば、実はどういう人の子だかよくは分らないのであった。応仁、文明頃の奈良の大乗院尋尊僧正の述懐に、「近日は土民、侍の階級を見ざるの時なり。非人三党の輩といへども....
俗法師考」より 著者:喜田貞吉
、猿楽以下の七道の者を進退し、威権すこぶる盛んなものであった。大乗院門跡ともある尋尊僧正の筆に上っては、「五ヶ所・十座の者共」などと安っぽく扱われてはいるが、民....
融和問題に関する歴史的考察」より 著者:喜田貞吉
如き乱世には、力量次第でいかようともなったのであります。かの奈良の興福寺大乗院の尋尊僧正の述懐に、「近日は土民侍が階級を見ざるの時なり、非人三党の輩といえども、....