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小倉金之助
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小倉金之助の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
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「読書法」より 著者:戸坂潤
を得ない。 (一九三七年四月改版・白揚社版・菊判四八〇頁・定価二円) 17
小倉金之助著『科学的精神と数学教育』
小倉金之助博士が二十余年間に渡って選集し....
「科学の常識のため」より 著者:宮本百合子
人の数学」上下(日本評論社各二・三〇)が出版されたし、岩波新書に「家計の数学」(
小倉金之助氏)同じ著者の「日本の数学」、また吉田洋一氏の親しみぶかく数学の原理を....
「科学論」より 著者:戸坂潤
主に戦争に関係する)的水準との関係、其の他の、「数学の階級性」に就いての例証は、
小倉金之助氏が『思想』誌上で研究を発表している。 ** ニュートンに関する研究が....
「イデオロギーの論理学」より 著者:戸坂潤
の相反する極として対立するのである。自然科学は特に、このような二重性を有つ。 *
小倉金之助博士は論文「階級社会の算術」に於て云っている、「私の意味する処は、それ....
「日本イデオロギー論」より 著者:戸坂潤
氏である。自然科学者数学者になると多少とも唯物論的な人物はごく稀になる。わずかに
小倉金之助博士や再び岡邦雄氏其他を数えることが出来るだけだ。而も以上あげた人の内....
「思想としての文学」より 著者:戸坂潤
てが自他共に認められる点が、ディレッタントのディレッタントたる所以だろう。例えば
小倉金之助博士が数学史や数学教育論を書いたにしても、今日では恐らく誰も純正数学者....
「現代日本の思想対立」より 著者:戸坂潤
て他のものには検閲を恐れてみずから言論の自由を抛ったかに見えるものが多い。その時
小倉金之助は自然科学者の批判的任務について、影響に富んだ論文を発表した。自然科学....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
思想界、文学界の権威二十五名で、文学の側からは正宗、藤村二人で桑木、三木、西田。
小倉金之助、石原純。津田左右吉、穂積、和辻、如是閑、小泉信三、阿部賢一、末弘、杉....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
たとき日本で忽ち『百万人の数学』という本をかいて、それが悪い本だと云って石原純や
小倉金之助におこられた竹内時男という工業大学教授があってね、その人が、この頃は「....
「再び科学的精神について」より 著者:戸坂潤
科学に於ける科学的精神の教育について、一貫した主張を旧くから持っているのは、
小倉金之助博士の如き人である。氏は『数学教育の根本問題』を、数学専門家のための数....
「技術的精神とは何か」より 著者:戸坂潤
した意義に於ける歴史的精神、之が科学的精神であると、一応云っておいていいだろう。
小倉金之助博士は、実証的精神と歴史的精神とを以て、科学的精神の説明を試みたように....
「和算の社会的・芸術的特性について」より 著者:三上義夫
これら明治維新後より同三十五年に至るまでのわが国の数学教育史については、理学博士
小倉金之助氏著『数学教育史』に新研究が説かれているから、私は識者のこれを参照され....
「三百年後」より 著者:小倉金之助
三百年後
小倉金之助 老境にはいると、若い時分のような楽みが、だんだんと無くなって来る。....
「日本の頭脳調べ」より 著者:戸坂潤
がボツボツ物を書いている。 理想的に又文筆的に一番高い価値を持っている数学者は
小倉金之助博士である。家に資産がある博士なのに、何と思ったか大学へ行かずに物理学....
「〔付〕唯物論研究に就て(戸坂潤手記)」より 著者:戸坂潤
味に於て、その方面の造詣深くロシア語に堪能なる永田広志を加え、また長谷川万次郎、
小倉金之助両氏の賛同を得た。かくて八月、長谷川、小倉、三枝及び戸坂の連署を以て、....