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小党
「小党〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
小党の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「旅愁」より 著者:横光利一
然に考えるのだった。
矢代の読んで来たギリシアの滅んだ理由はさまざまであった。
小党の分立だとか、社会主義の跋扈だとか、科学の発達から当然に起った農村人の都会化....
「感想家の生れでるために」より 著者:坂口安吾
なると点が甘くなる。党派に依存するさもしさで、文学は常に一人一党だ。 芸術派は
小党分立、ともかく党派的にシノギをけずるところもあるが、左翼となると論外で、自分....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
には、まだ七日も十日も先になるんじゃないか」 「ばかなことを。たとえ取るに足らん
小党でも、すべてを宮方へ賭け、命がけで官軍のために働いたことでは何の上下があろう....