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小前提
「小前提〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
小前提の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「ビジテリアン大祭」より 著者:宮沢賢治
に承認せしめこれを以て大前提とし次にビジテリアンがこれに背《そむ》くことを述べて
小前提とし最後にビジテリアンが故に神に背《そむ》くことを断定し菜食なる小善の故に....
「詩の原理」より 著者:萩原朔太郎
による本質観の韻文である。(でなければ始めからこの命題は成立しない。)然るに次の
小前提で観念されている「韻文」は、Aの図式による形式観の韻文である。かく韻文とい....
「盗まれた手紙」より 著者:佐々木直次郎
に不周延である誤謬をいう。「すべての馬鹿は詩人である(大前提)。彼は詩人である(
小前提)。ゆえに彼は馬鹿である(結論)」というこの総監の三段論法において、「馬鹿....
「人口論」より 著者:マルサストマス・ロバート
のが、行動の上に適当な結果を及ぼすような確信の意味ならば、大前提は認められようが
小前提は否定される。結論すなわち真理の全能ということはもちろん地に倒れる。適当に....