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「小千谷〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

小千谷の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
夜明け前」より 著者:島崎藤村
け目がないが、あれでなかなか奇骨がある。」 奥州から越後の新発田、村松、長岡、小千谷を経、さらに飯山、善光寺、松本を経て、五か月近い従軍からそこへ帰って来た人....
仮装人物」より 著者:徳田秋声
」 しかし庸三はまた異った意味で、下宿の主人を知っていた。四五年前に死んだ越後小千谷産まれの彼の父は、庸三の下宿時代から家庭生活時代へかけての幾年かに亙って、....
越後の闘牛」より 著者:佐藤垢石
ください。 二十村郷まで僅かに六、七里、若月氏と共に十七日早朝、小出町を立って小千谷まで汽車。それから途中まで乗合自動車で、最後の一里ばかりは徒歩である。最後....
平ヶ岳登攀記」より 著者:高頭仁兵衛
、新来迎寺駅(魚沼鉄道)の軽便鉄道に搭じて九時三十四分に発車すると、十時十八分に小千谷駅に達する、そこから人力車または馬車で約五里を行くと小出町である、小出から....
手仕事の日本」より 著者:柳宗悦
麻糸の織物で、夏の着物に悦ばれます。品のよい織物であります。しかし上布としては、小千谷のものに席を譲らねばなりますまい。能美郡|白峯の「白山紬」の名も言い添えね....
私本太平記」より 著者:吉川英治
越えをとっても、行く先々の村には、新田の支族が住んでいた。 さらに信濃川流域の小千谷、十日町の地方まで、魚沼郡の三郡ほとんどは、新田の党が、古くから耕してきた....
」より 著者:中谷宇吉郎
どがこれに亜《つ》ぐのである。更に局部的に言えば、新潟県では、高田、関山、田口、小千谷《おじや》辺に、富山県では蘆峅寺《あしくらじ》、黒部峡谷《くろべきょうこく....