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小堀遠州
「小堀遠州〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
小堀遠州の前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「茶の本」より 著者:岡倉覚三
渡せば花ももみじもなかりけり 浦のとまやの秋の夕暮れ(二九) その他|
小堀遠州のような人々はまた別の効果を求めた。遠州は庭径の着想は次の句の中にあると....
「艸木虫魚」より 著者:薄田泣菫
れた鎗の鞘の茶入は、もと京都の町人井筒屋事河井十左衛門の秘蔵で、その頃の伏見奉行
小堀遠州は、京へ上るときには、いつもきまって井筒屋を訪ねて来て、 「京へ上って来....
「日本文化私観」より 著者:坂口安吾
った代物だ。桂離宮も見たことがなく、竹田も玉泉も鉄斎も知らず、茶の湯も知らない。
小堀遠州などと言えば、建築家だか、造庭家だか、大名だか、茶人だか、もしかすると忍....
「唇草」より 著者:岡本かの子
ている切石の橋や、枝振りよく枯れて立っている亀島の松によって、庭園は相当凝った、
小堀遠州系の池泉廻遊式であったことが想像される。日当りのいい中央部に研究室と温室....
「茶の本」より 著者:村岡博
加藤景孝《かとうかげたか》 茶人系譜 鈴木政通《すずきまさみち》
小堀遠州《こぼりえんしゅう》 横井時冬《よこいときふゆ》 茶話指月集 ....
「素人製陶本窯を築くべからず」より 著者:北大路魯山人
ざるを得なかった。ここで私の卑見を披瀝すると、 一、前山さんの第一の錯覚は一代の
小堀遠州宗甫と御自分を同等に扱われたこと。 一、職人は職人でも遠州時代の職人と今....
「随筆 宮本武蔵」より 著者:吉川英治
に叩いた諸侯としては、先に述べた柳生但馬の他、酒井忠勝、堀田|正盛、板倉|周防、
小堀遠州、佐久間|将監等が著名であるが、沢庵が最も愛したのは、細川家の卓抜な嫡孫....
「随筆 新平家」より 著者:吉川英治
、戦災のあとなし。京都の桂離宮と、どこか造庭の手ぐちが似ている。桂離宮もほんとは
小堀遠州の造庭ではないから、桂式とでもいうのだろうか。 旅館川六へ、ひとまず帰....