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「小夜衣〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

小夜衣の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
我が円朝研究」より 著者:正岡容
う。錦城齋典山は人も知る金襖、世話物の名人であるが、その典山にして晩年は「怪談|小夜衣草紙《さよごろもぞうし》」を読むたびに、左のごときことあったと増田龍雨翁は....
小坂部姫」より 著者:岡本綺堂
なんとなく怪しいので、権右衛門は幾たびか見返った。 「あの古狐め。どこへゆく。」小夜衣 「姫をよべ。」 師直は忙がしそうに家来に言いつけて、小坂部を自分の枕も....
雪柳」より 著者:泉鏡花
ても、敲いてみても、しびれるほどで感じがない。…… 今も講談に流布する、怪談|小夜衣草紙、同じ享保の頃だという。新吉原のまざり店、旭丸屋の裏階子で、幇間の次郎....
明治劇談 ランプの下にて」より 著者:岡本綺堂
れる。そのおかげで、わたしは七歳にして、もうお園六三の“誓いは二世と三世相”や、小夜衣千太郎の“秋の蛙の声枯れて”などを無心に暗記するようになった。またわたしの....