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小妹
「小妹〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
小妹の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「星座」より 著者:有島武郎
て光明を見るに至らんやも保しがたし。さらに兄に依嘱《いしょく》しえべくんば、我が
小妹のために一顧を惜しまざれ。彼女は我が一家の犠羊《ぎよう》なり。兄の知れるごと....
「牛肉と馬鈴薯」より 著者:国木田独歩
聴かされると何だか哀れっぽくなって堪《たま》りません』と思わず口に出しますと 『
小妹《わたくし》は何故《なぜ》こんな世の中に生きているのか解らないのよ』と少女《....
「源氏物語」より 著者:紫式部
「私は宮様の母方の叔父なのですよ。(遊仙窟。容貌似舅潘安仁外甥、気調如兄崔季珪
小妹)」 こんな冗談を言ったあとで、 「いつものように中宮様のほうへ行っておし....
「三国志」より 著者:吉川英治
人生の中道に別れる、これほどな不幸はないが、またぜひもない」 次に、なお幼少な
小妹や弟たちを、みな近く招きよせて、 「これからはみな、孫権を柱とたのみ、慈母を....