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小安
「小安〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
小安の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
、年中の邪気を除くという本文あり、(中略)天武天皇十年正月七日に、御門《みかど》
小安殿におわしまして宴会の儀あり、これや七日の節会の始めなるべからんといえり、『....
「九段」より 著者:坂口安吾
のは幸せだった。その時以来浅草に勇名なりとどろき、私の酒の酔いッぷりに例をとって
小安吾、中安吾、大安吾という言葉が行われたそうであった。つまり誰かが酔っ払って御....
「学問のすすめ」より 著者:福沢諭吉
のこ》すことなかるべし。西人言えることあり、「世の人みなみずから満足するを知りて
小安に安んぜなば、今日の世界は開闢《かいびゃく》のときの世界にも異なることなかる....
「三国志」より 著者:吉川英治
っさと引揚げてしまったものであった。 それにひきかえて蜀の立場は絶対的である。
小安をむさぼって守るを国是となさんか、たちまち、魏呉両国は慾望を相結んで、この好....
「日本の伝説」より 著者:柳田国男
れに伴って気味の悪い、または愉快な話が語り伝えられているのであります。 羽後の
小安の不動滝の滝壺では、昔あるきこりが山刀をこの淵に落し、水にはいってこれをさが....